がんで「こまった」がんを「しりたい」
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愛情一本。がんで「こまった」がんを「しりたい」
そんなわが家の“胃がん”日記
2XX1年 5月14日 (火)
ステージⅢ
先日の再検査の結果をパパが聞いてきました。
最初の告知の時、先生がおっしゃっていたように、胃がんは早期のものではなく、がんの分類で使う「ステージ」という言い方だと、ステージⅢの段階なのだそうです(ステージⅠが一番早期なのだそう)。
「進行がん」と呼ぶ状態であり、胃の外側にまでがん達しているのです。
(なぜ、そこまでわからなかったのだろう?)
そんな気持ちでいっぱい。以前、会社での健康診断でバリウムを飲んで胃の検査もしたはずだし、そんなに急にがんが進行したということなの?
でも先生は「進行した胃がんでも手術やお薬での治療が日々進歩している。
今大切なのはなるべく早く適切な治療を施すこと」と言われたそうだ。とにかく早く、治療を始めないと。
この記事へのコメント
ホントになんで今までわからなかったんだろう?
どうしてもっと早く病院に行っておかなかったのが悔やまれます。
でも、楽観はできないとしても「病は気から」って言うし、会社にも胃がんで胃を全部とっちゃった重役もいて、今はとても元気だから、治療に期待するしかない!
2XX1年 5月14日 by パパ
このページに関連するQ&A
- 自分のがんがどこまで進んでいるのか、よくわかりません。
- 「ステージ」とは何ですか?
- がん検診ではがんが見落とされることがありますか?
- 胃をとっても普通の生活ができますか?
- どれくらい生きられるのか不安です。
- 落ち込んでいる家族にどう接したらいいでしょうか?
2XX1年 5月4日 (土)
誰に知らせるべき?
ゴールデンウィークのお休みもあとわずかですね。
以前はドライブしたり、潮干狩りにいったり、家族でいろんなところへ出かけたけど、子供たちも大きくなって、それぞれ友だちと遊ぶ計画を立てて、自分たちで楽しんでます。
今日はそんな楽しい気分に水を差すようで気が進まなかったけど、子供たちにパパの胃がんのことを話しました。
胃がんは重い病気だけど、最近は治療をして社会復帰している人が多いこと。手術のためにしばらく入院するだろう、などなど。
子供たちは、がんが治りにくい、命にも関わる病気だということは知っていて、娘は泣きそうだった。言わない方がよかったかな、とも思ったけど、これから家族みんなでパパの治療を支えていくわけだし、やっぱり家族みんなで同じ気持ちでいたいからね。心配かけるけど、パパはきっと大丈夫!
ところで、両親や職場とかどこまで知らせた方がいいかなあ? パパは「余計な心配はかけたくない」って言ってるから、親たちにはまだ伏せておこうかしら。
この記事へのコメント
このごろ検査などで休みがちで、会社でもどうしたのかと思われてるだろうから、再検査の結果が出たらすぐに直属の上司に相談しようと思うけど、どうかな?
手術が決まったら早めに引継ぎしないといけないしね。
2XX1年 5月4日 by パパ
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2XX1年 5月2日 (木)
今日はパパの再検査
パパが再検査を受けてきました。
今度の検査も前回同様に胃カメラの検査、ただ今日は何カ所も胃壁を採取したうえ、超音波内視鏡といって胃がんがどのくらい深く食い込んでいるかを調べたそうです。
今日の検査で胃がんの範囲や深さを調べ、1週間後には診断結果が出ます。
パパががんについてのパンフレットを病院からもらってきたので見てみると、がんの患者さんや家族のいろいろな悩み相談がのっていて、「そうなんだよね」とうなずける質問がたくさん。とても参考になりました。
それに、みんな同じように悩んでいることも知って、ちょっと勇気づけられました。
この記事へのコメント
今日は2回目だから少し落ち着いて検査を受けられました(でも、苦しさは同じだったけどね)。
先生は慣れたもので、胃の中をのぞきながら「たぶんこのあたりが疑わしいですね」とか「胃がんの程度というのは、どのくらい深くまでがんになっているかが重要なんですよ」なんて教えてくれた。
私の場合はどうなんですか?って聞きたかったけど、胃カメラをくわえてたから、何も言えませんでした。
2XX1年 5月2日 by パパ
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2XX1年 4月29日 (月)
頭の中を整理しよう
パパの胃がんのこと、もっと検査をしないとわからないけど、もし入院して手術ということになったら、これから何をしなければいけないのだろう?
誰にも相談できなくて、頭の中は混乱するばかりだから、今日は冷静に考えるために、疑問や不安を書き出してみました。
- 胃がんはどれくらい進んでいるのか?
- どういう治療をすることになるのか?
- 手術では胃を取ってしまうのか?
- 入院期間はどれくらいになるのか?
- 治療費はどれくらいかかるのか?
- 手術をしても普通の生活にもどれるようになるのか?
- 長く休んでも会社は復帰させてくれるのか?
……などなど、挙げればきりがなく、いつの間にかノートの1ページがすぐに埋まってしまいました。私たち家族にいきなりこんなたくさんの問題が降りかかってくるなんて!
がんという病気の深刻さをあらためて思い知らされました。
この記事へのコメント
そのノート、今度パパにも見せてください。
今は自分の胃がんがどんな状態なのかが不安で他のことに頭がまわらないけど、それがはっきりしたら、これからのことを考えよう。
ママは頑張り屋だから、あまり一人でかかえこまないようにね!
2XX1年 4月29日 by パパ
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2XX1年 4月27日 (土)
落ち着いて、落ち着いて
昨日はパパの胃にがんが見つかったと聞いて、ショックで呆然としたまま1日過ごしました。まさか、がんなんて。まだ信じられない気持ちでいっぱい。
子供たちから検査結果のことを聞かれたけど「また検査してみないとわからないんだって」と伝えるだけにしておきました。
ゆうべはあまり眠れなかったけど、1日たって少しだけ落ち着いてきました。いまわかっていることは、たぶんパパは胃がんであること、再検査が必要なこと、手術をしないといけないこと(たぶんそのための入院も)……
あれっ、これだけかなあ? もっと細かいことも聞いた気がするけど…。メモしとけばよかった!
パパ本人が一番つらいのだから、私がしっかりしなきゃ!
この記事へのコメント
あと先生と話したのは、再検査の日程の件かな。なるべく早い方がいいから仕事の都合などがわかったら病院へ連絡ください。ということだった。
ゴールデンウィーク明けは忙しそうだから、会社を休めるかどうか。
でも、早い方がいいし…。上司には胃がんのこと話した方がいいのかなあ?
2XX1年 4月27日 by パパ
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プロフィール
ママ
わが家の大黒柱・パパが胃がんに!
身内が初めてがんにかかって、不安なことやわからないことだらけ。
このブログでは、そんな私たち一家の様子をありのままに書いていこうと思います。
私たちと同じように、がんで「こまった」、がんを「しりたい」と思っている方々に少しでも参考になることがあったらと願っています!!
※このブログは、がんを経験した患者さん・ご家族の悩みや問題を参考に創作したものです。