自分のがんがどこまで進んでいるのか、よくわかりません。

がんと診断されてから、その状態がはっきりとするまでの間は様々な不安が生まれ、どうしても悪い方へ悪い方へと考えてしまいがちです。
検査と検査の間があいたり、検査結果が出そろって担当医から説明があるまで、時間がかかることもあります。
不安から、様々な情報を入手しようとする方もいらっしゃいますが、病気の全体像がはっきりしないうちにそういった情報に触れると、悪い面ばかりが目につきがちです。

こういうときには、目の前の具体的な問題ややらなければいけないことに目を向け、一つひとつ片付けていくようにしましょう。
具体的な目標を持つことは、不安なこころをやわらげることにつながります。

それでも、不安が強く気持ちが落ち着かないときには、その不安な気持ちを誰かに打ち明けてみましょう。
ご家族や親しいお友達でもいいですし、かかっている病院の相談室とか、がん診療連携拠点病院の相談支援センターでもかまいません。
不安を一人で抱え込まないようにしましょう。

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