抗がん剤治療と皮膚障害

一般的なケア
スキンケアの継続が大切です

がんの薬物療法で起こる副作用を完全には防ぐことはできません。しかしながら、日常的にケアを継続することで、皮膚障害の悪化を防ぎ、皮膚障害で治療を中断するという事態を避けることは可能です。そのためにもかゆみや痛みなどの自覚症状だけではなく、まずは皮膚をよく観察して状態を知ることが大切です。その上で適切なケアをしていきます。

スキンケアは治療が決定しましたら、すぐに日常生活の中に取り入れていってください。なお、ケアについてどうしたらよいのか迷った時は、この基本を思い出して判断してください。男女を問わず、スキンケアに馴染みがない方には最初は戸惑うかもしれませんが、大切なことですので慣れていってください。