抗がん剤治療と皮膚障害

患者さんの声 「がん体験者の悩みや負担等に関する実態調査」より

がんの薬物療法中に皮膚の副作用で悩まれた患者さんの声です。
このように悩みを抱えながら、がんと向き合った方々がいらっしゃいます。治療の影響で抱えてしまった悩みは、一人ではなかなか解決方法が見つからない場合があります。一人で悩まないで医療者に相談してください。相談場所がわからない場合は、地域のがん診療連携拠点病院の相談支援センターに相談しても良いでしょう。

抗がん剤の副作用で、皮膚の色が黒ずみ、手荒れが激しく憂うつである。
しかし、投薬を中止する時期が難しいようで、自分では決断する勇気も知識もなく迷っている。

爪の変形や脱毛で外見が変わってしまったので、人に会うのが億劫で、家にこもりがちになった。

抗がん剤の影響で足の皮膚がいたるところでむけ、ついには足指の爪まではがれた。現在も爪は生えてこない。歩行も大変で、一生ストッキングをはけないと思っていた。

爪が黒くなってきたが、爪が伸びてくれば大丈夫だと同病者から聞き、安心している。

抗がん剤の副作用で、手、足、顔の色素沈着や下痢で悩み、担当医に相談し、薬の量が減って下痢は改善した。色素沈着は薬を中止すれば自然に消えるとのことなので、気にしないことにした。

抗がん剤の副作用で、嗅覚や味覚が変化し、食欲が全くなく、ほとんどの物がパサパサと味気がなく、食事の味付けに困ったり、爪の色が黒くなり悩んだ。今は戻ったが、爪については、いつも人目につくところなので、悩んだ。