がんで「こまった」がんを「しりたい」

愛情一本。がんで「こまった」がんを「しりたい」
そんなわが家の“胃がん”日記

2XX1年 7月26日(金)

抗がん剤治療が始まりました

通院日。病院から帰ってきたパパは、お薬をもらってきました。抗がん剤です。
このあいだの血液検査の結果が問題なかったので治療開始です。
先生からは、最近の体調をきかれ、パパは何回かに分けながらだけれども、いろいろと食べられるようになってきたと伝えたら、「治療を始めても大丈夫ですね。さっそく今日から、飲み始めましょう」ということになったそうです。
先生から、お薬の飲み方や、副作用としてあらわれやすい症状など、いろいろ細かく注意を受けたようです。お薬と一緒に治療の注意をまとめたパンフレットをもらってきたので、私も一緒に見て勉強です。効果も書いてあり、あらためて治療については納得。ただ、副作用は、いろいろな症状が書いてあり何となく心配。
今日の夕食後から1年間の治療がスタートします。
治療が順調に進んでほしいと願うばかりです。そうそう、治療費のこともしっかり考えておかないといけない。入院治療のときに利用した高額療養費制度が使えるのか、病院に聞いてみようと思ってます。

この記事へのコメント

これからの治療がどれくらい大変なのか、見当がつかないので、1年間はとても長い気がします。ママにも、またいろいろ苦労をかけるけど、よろしくお願いします。
治療費は、医療費控除に備えて費用の領収書なども整理しておかないとね。あ、そうそう、自家用車で通院した場合のガソリン代や駐車料金は控除されないみたいだから、体調が良いときはなるべく電車で病院に行くことにします。

2XX1年 7月26日 by パパ

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2XX1年 7月19日(金)

治療を決めました

毎日暑いですね。もう子供たちは夏休み。今年の夏はパパも家にいて、なんだか賑やかです。療養生活の方はだいぶ落ち着いてきました。食事は1日5~6回に分けて少量ずつ食べるようにしていて、最初にあったダンピング症状もうまくコントロールできています。
さて、今日は手術後の抗がん剤治療の返事を病院にする日。副作用の心配もあるのですが、結論は受けることに決めました。パパは、再発したくない思いが強かったようです。
病院で先生にそのことを伝えると、さっそく血液検査をして体の状態を調べることになりました。来週には検査結果が出て、何も問題がなければ抗がん剤の治療が始まります。

2XX1年 7月12日(金)

抗がん剤治療への迷い

あれから、説明された抗がん剤による治療を受けるかどうか、パパと話し合っています。
抗がん剤というとどうしても、副作用のイメージが強いので、つらい治療になるのではないかと心配です。でも、確かに、再発の可能性を少しでも小さくできるなら、受けた方が良いとは思うし、もし自分が同じ立場だったら、治療を受けると思うし。当人のパパは「先生が薦めてくれるし頑張って治療しようと思うよ。再発したら嫌だし」と前向きなんだけど。
それで、抗がん剤の副作用を調べたら、吐きけや食欲不振などの症状が出るらしく、せっかく普通の食事が出来るようになったのに、副作用でごはんが食べられなくなったらと、いろいろ悩みが尽きません。

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2XX1年 7月10日(水)

病理検査の結果

今日は退院後初めての受診日でした。病理検査の結果が出るし、パートも休みなので私も一緒に病院へ。診察室に入り、担当の先生とご対面。
「その後いかがですか?」と聞かれ、最近の体調を報告。気になっていた検査結果ですが、胃がんは手術前の診断と変わるところはなく、手術でがんを取り切れて、リンパ節への転移もなかったとのこと。
(よかった!)思わずパパと顔を見合わせました。
その後先生から、がん再発を予防するために抗がん剤による治療を行った方が良いと説明されたんです。「術後補助化学療法」といってパパの場合、抗がん剤の飲み薬を1年間飲むらしいです。「抗がん剤」ときいてパパも私もショック。「手術で全部とれたのに」と思いながら、どう返事をしたものか、とまどっていると「次の診察時までお考えになりますか?」と先生。そうさせていただくと返事をして、帰ってきました。

この記事へのコメント

手術でとれたし、転移もなくて、それなのに抗がん剤治療をするのかな。もしかしたら、再発しやすいタイプのがん?と、いろいろ考えてしまった。でも、なんか不安だから調べてみたら、最近は胃がん手術後の再発予防にこの治療法を行うみたい。がんの治療もいろいろと進歩してるんだね。

2XX1年 7月11日 by パパ

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2XX1年 7月 8日(月)

クルマでお買い物

退院からなんとか無事に1週間過ぎました。この間、パパは近所をお散歩するくらいだったので、今日は少し遠出してみようとクルマで買い物に出かけてみました。パパは久しぶりに自分で運転するといって運転席へ。ちょっと心配でしたが、順調にクルマは目的のショッピングセンターに到着。ホッとしていると「あいたたっ!」とパパ。「大丈夫?!」「お腹が・・・」
バックした時に体をひねったのがいけなかったみたいです。念のため、お腹を見てみましたが、特に異常はなし。手術の傷が痛んだようです。
まだ無理はできないですね。

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プロフィール

ママ

わが家の大黒柱・パパが胃がんに!
身内が初めてがんにかかって、不安なことやわからないことだらけ。
このブログでは、そんな私たち一家の様子をありのままに書いていこうと思います。
私たちと同じように、がんで「こまった」、がんを「しりたい」と思っている方々に少しでも参考になることがあったらと願っています!!

※このブログは、がんを経験した患者さん・ご家族の悩みや問題を参考に創作したものです。