高額療養費制度とは何ですか?

がんの診療は、長期にわたる事も多く医療費が高額になります。
こういった場合の経済的な負担を軽減するために設けられているのが高額療養費制度です。

高額療養費制度は、同じ月の間に、同じ病院の同一診療科で支払った自己負担額が一定の限度額を超えた場合に、超えた額の払い戻しが受けられる制度です。
外来と入院は別計算となり、保険適用外の治療をうけた場合は高額療養費制度の対象とはなりません。

自己負担限度額は被保険者の収入によって異なり、払い戻しを受けるにはご自身で申請が必要な場合がありますので、詳しくは、あなたの保険証に記載された「保険者」にお問い合わせください。

なお、条件によっては複数の医療機関や訪問看護等の費用を合算したり、世帯内であれば複数の方の医療費を合算することもできます。
また平成20年4月から、医療保険と介護保険の自己負担額を合わせた額を軽減する制度(高額医療・高額介護合算制度)が新たに設けられました。

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