なぜ、がんをすべてとったのに抗がん剤で治療を行うのでしょうか?

手術では、事前の診断と手術中に直接先生がおなかのなかをよくみて、がんになっていると思われる部分すべてを可能な限りとりのぞきます。しかし、目に見えないごく小さながんが残っている場合もあり、それが再発の原因になることがあります。手術後の抗がん剤治療(術後補助化学療法)は、そのような再発の予防を目的に行われるもので、近年行われた臨床試験で、胃がん再発予防への効果が認められています。

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