がんの骨への転移と
日常生活

骨の役割

骨のリモデリング(骨の代謝:たいしゃ)

人は成長後、ずっと同じ骨で過ごしているわけではありません。骨は常に古い骨を壊して、その場で新しい骨を作るということを繰り返しています。この骨の入れ替え作業を「骨のリモデリング(骨の代謝)」と言います。

骨のリモデリングには、「破骨(はこつ)細胞」と「骨芽(こつが)細胞」という2つの細胞が働きます。まず、破骨細胞が古くなった骨の表面にはりついて、骨を溶かします(この働きを骨吸収と言います)。次に骨が溶かされた所に骨芽細胞がたんぱく質やカルシウム、リンといった骨の成分を分泌して、新しい骨を形成します(この働きを骨形成と言います)。この破骨(はこつ)細胞と骨芽(こつが)細胞が協働して、骨は正常な強度が保たれます。

骨のリモデリングのイメージ図

破骨(はこつ)細胞と骨芽(こつが)細胞の協働により骨は生まれ変わっています

骨折した後に骨が修復されるのも、「破骨(はこつ)細胞」と「骨芽(こつが)細胞」の働きです。