がんで「こまった」がんを「しりたい」

愛情一本。がんで「こまった」がんを「しりたい」
そんなわが家の“胃がん”日記

2XX1年10月3日(木)

話せることって、ありがたい

パパを送り出し、今日はパートもお休みで、天気もよかったのでたくさんの洗濯物をかたづけていると、病院で知り合ったKさんからお電話。よかったら、どこかでお茶でもとのお誘い。
うちとKさん宅との間にある駅で待ち合わせ、ちょっとお洒落なカフェでゆっくりおしゃべりしました。Kさんはご主人がうちのパパと同じように胃がんで手術を受け、術後の化学療法を半年近く続けられており、今は発病前と同じようにお仕事をされているそうです。パパもやっと仕事に戻れたことを伝えると、本当によかったと喜んでいただけました。
Kさんのご主人は、一時抗がん剤の副作用で便秘や下痢に悩まされていたそうですが、食事の工夫などで今は重い症状も少なくなってきており、最近ではご夫婦で趣味の家庭菜園を再開したそうです。「何か、少し気分を変えられる時間をもつことも大切だと思う」と言われて、私もパパのがんのことで頭がいっぱいで、子供たちのことでさえ、気を配ることができなかったと思いあたりました。つらい時でも、少し心に余裕をもてることって、大切ですよね。
Kさんとは、また近いうちに会いましょうと約束し別れました。家族のがんのことは、どうしても自分の中にしまっておくことが多くなるので、何事も話し合える友だちがいることはとてもありがたいと感じています。
今日でパパは2クール目の治療が終わりました。体調に不安を抱えながらも、なんとか仕事と両立できたことで、ひと安心しています。

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プロフィール

ママ

わが家の大黒柱・パパが胃がんに!
身内が初めてがんにかかって、不安なことやわからないことだらけ。
このブログでは、そんな私たち一家の様子をありのままに書いていこうと思います。
私たちと同じように、がんで「こまった」、がんを「しりたい」と思っている方々に少しでも参考になることがあったらと願っています!!

※このブログは、がんを経験した患者さん・ご家族の悩みや問題を参考に創作したものです。