放射線治療と 脱毛

ウィッグ(かつら)の選び方

帽子やバンダナ、付け毛の活用

ウィッグ(かつら)以外にも帽子やスカーフ・バンダナを上手に活用して過ごしましょう。また、帽子やバンダナにつける「付け毛」もあります。

帽子

帽子だけでも脱毛はカバーできます。深くかぶれるものやつばの広いものを選ぶと、髪がないことがわかりにくく自然に見えます。
脱毛の時期は、痛みやかゆみが出て頭皮がデリケートになっているので、やわらかくて肌にやさしい素材のものが良いでしょう。
ウィッグ(かつら)と併せたり、季節や外出用、就寝中など利用状況に合わせたりして利用すると良いでしょう。
なお、髪の毛がある時とない時ではサイズが異なりますので注意が必要です。

UVハット

UVカットの素材は、治療で敏感になっている肌を紫外線から守ってくれます。

男性用帽子

自分に似合う帽子を探してみましょう。

フィットキャップ

結び目がないものはそのままベッドに寝ても痛くありません。
また、抜けた髪が飛び散るのを防いでくれます。

バリエーションが豊富なフィットキャップを利用してみましょう。

スカーフやバンダナ

スカーフやバンダナを頭に巻いても脱毛をカバーできます。
三角形に折って後ろで結ぶ場合は、後頭部が全部隠れるくらいの大きさのものを使いましょう。
巻き方をアレンジして楽しむのも良いでしょう。
男性の場合は、タオルを巻く人もいます。
スカーフやバンダナは毛髪がないとはずれやすいので、フィット感がなくなってきたら調整するようにしましょう。

スカーフ

いろいろな巻き方をアレンジしてみましょう。

正方形スカーフ(90cm×90cm位の大きさのもの)

スカーフの巻き方を動画でご案内します。

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長方形スカーフ(120cm×30cm位の大きさのもの)
又は正方形スカーフ(120cm×120cm位の大きさのもの)

スカーフの巻き方を動画でご案内します。

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正方形スカーフ(100cm×100cm位の大きさのもの)

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バンダナ

大きめのものを選び、深くおおいましょう。
付け毛などをつけて使うのも良いでしょう。

(50cm×50cm位の大きさのもの)

バンダナの巻き方を動画でご案内します。

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タオル

男性の場合、タオルを巻いても良いでしょう。

付け毛

髪の毛が全部抜けてしまった時は、帽子やバンダナに「付け毛」をつけてみましょう。少しでも髪が出ているだけで、自然な感じに見えます。
ウィッグ(かつら)よりも安価で、長さやカラーなど種類も豊富です。
取りつけ方はさまざまですが、比較的簡単につけられるようになっています。

ヘアスタイルの種類が豊富です。

裏に止め具が付いているものもあります。

帽子やバンダナに付け毛をつけるだけでも自然な感じに見えます。