がん放射線治療の
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放射線治療と日常生活における注意点
体外照射と日常生活
体外照射は、治療期間が月単位であることがほとんどです。その治療期間中での注意点を以下に示します。
シャワー浴・入浴・温泉
体の清潔を保つことは大切です。体調が許せば、毎日入浴(またはシャワー浴)しましょう。なお、皮膚の炎症がある時には、シャワー浴にしてください。
- 皮膚のマーキングは消さないようにしましょう。
- 照射部位はタオルなどでこすらず、手でやさしく洗いましょう。
- 熱い湯(40℃以上)での入浴は避け、長湯もしないようにしましょう。
- 温泉は担当医(放射線腫瘍医)に確認しましょう(皮膚炎がある時は避けましょう)。
貼り薬・塗り薬
- 放射線が当たっている部位の皮膚に発赤などの症状が出現したら、使用する塗り薬は、患者さん自身で判断するのではなく、医師が処方したものを使用しましょう。
- 放射線が当たっている部位に貼り薬や絆創膏などは使用しないようにしましょう。
活動(仕事や運動など)
- 体調に考慮しながら活動しましょう。疲れたら休みましょう。
- 照射部位に負担がかかる運動は避けましょう。プール、海水浴も避けた方がよいでしょう。