がんで「こまった」がんを「しりたい」

愛情一本。がんで「こまった」がんを「しりたい」
そんなわが家の“胃がん”日記

2XX1年 8月30日(金)

久しぶりに、パパ出社

午後、パパは会社へ。6月半ばから休職しているため、出社は2ヶ月半ぶりです。
これまでも直属の上司には電話で体調や術後の治療について報告していましたが、かなり痩せてしまったこともあり、自分の姿をみてどんな反応をされるのか不安だったようです。でも、会社の近くの喫茶店で落ち合った上司はいつもと変わらない調子で、「治療、がんばっているみたいだな、どうだい、調子は?」 のひと言。パパも安心して、手術から今までの治療と回復状況について詳しく説明し、上司から最近の仕事の様子などについて話を聞いてきたとのこと。今後については、お薬での治療は長く続けないといけないものの、普通の食事もとれるようになってきており、数週間のうちに職場復帰ができるよう病院の先生とも相談していると伝えたようです。
それから久々にオフィスへ顔を出したところ、以前と変わった様子もなく、同僚の皆さんも「早く出てきてくれないと、机なくなっちゃうよ!」などと冗談を言われながら、とても温かく迎えていただいた様子。
夕方、スーツ姿で「ただいま!」と帰宅したパパを見て、がんになる前のことが思い出されました。早く元気に会社へ行ける日が来てくれることを願うばかりです。

プロフィール

ママ

わが家の大黒柱・パパが胃がんに!
身内が初めてがんにかかって、不安なことやわからないことだらけ。
このブログでは、そんな私たち一家の様子をありのままに書いていこうと思います。
私たちと同じように、がんで「こまった」、がんを「しりたい」と思っている方々に少しでも参考になることがあったらと願っています!!

※このブログは、がんを経験した患者さん・ご家族の悩みや問題を参考に創作したものです。