抗がん剤治療と口腔粘膜炎
・口腔乾燥

口腔粘膜炎・口腔乾燥の原因
全てが明らかにはなっていません

免疫力の低下により発症する口内炎

抗がん剤治療を受けて、体の免疫力が低下することで発症する口内炎についても知っておくことが大切です。代表的なのはウイルス感染による「ヘルペス性口内炎」とカビの一種であるカンジダ菌が原因の「カンジダ性口内炎」です。これらの口内炎はいずれも特効薬があり、薬で治すことができます。

ヘルペス性口内炎

粘膜に複数の水疱(すいほう)ができ、破れて潰瘍(かいよう)をつくります。 刺すような強い痛みが特徴です。

カンジダ性口内炎

口腔内全体に白い苔のようなものが付着しています。ピリピリと弱い痛みと味覚異常が特徴です。

※このコンテンツでは、抗がん剤で起こるものを「粘膜炎」、細菌やウイルスで起こるものを「口内炎」と呼んで区別しています。