放射線治療と口腔粘膜炎
・口腔乾燥

口腔乾燥について
原因や症状など

症状と経過

口腔乾燥は、治療開始後約2週間(照射量20Gy)後から始まります。また、口腔乾燥は、放射線の照射量に比例して、症状が少しずつ強くなることがわかっています(下の表参照)。治療終了後、回復には半年以上かかります。また、完全には元に戻らない場合もあります。

参考のため、下記に中咽頭がんの放射線療法時(7週間で70Gyの照射)の口腔乾燥の症状変化を示します。