がん患者さんへの
運動のススメ

運動と栄養・食べる力の維持

栄養(食事)について

身体活動と体重の管理について

体力や筋力の維持・向上をするためには、痩(や)せや肥満の状態はよくありません。必要な栄養を過不足なく摂取していくことが大切ですが、日常生活の中で患者さんやご家族が毎回毎回、エネルギー量や栄養素量を計算していくことは困難です。そこで、定期的に体重測定を行うことで目安としましょう。これは体調管理の一環にもなります。目標とする体重は、下記の「標準体重」です。不安な場合は、医師、看護師、管理栄養士に相談しましょう。

参考

《標準体重、BMI について》

身長と体重から自分の体型が「痩(や)せ」、「標準」、「肥満」のどれにあたるのか簡単に調べる方法を紹介します。あくまでも1つの目安ですが、体重管理に役立てることができるでしょう。

  • 標準体重

    「肥満」でもなく「痩せすぎ」でもない、健康的な体重の目安として使われる指標です。

    計算式 ※身長の単位はmのため注意

    標準体重=身長(m)×身長(m)×22

  • BMI(Body Mass Index:ボディマス指数)

    身長と体重から肥満度の判定に用いられる指標です。厳密には判定基準(下記参照)が25を超えていても、筋肉質なのか、脂肪が多いのかは判断できないので、直ちに「肥満」とは言えませんが、目安の1つになります。

    計算式 ※身長の単位はmのため注意

    BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

    判定基準
    18.5 未満 18.5(*)〜25 未満 25 以上
    やせ 普通 肥満

    (*)年齢によってBMIの目標値は異なり、50歳以上では下限が
    20~21.5と多少高めです。

  • それぞれ計算してみましょう(例)

    *身長160cm、体重60kgの場合

    標準体重 1.6(m)×1.6(m)×22=56.3(kg)
    BMI 60(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=23.4(普通の範囲内)