がん患者さんへの
運動のススメ

がんの治療過程と運動

治療前の運動

がんの治療による身体活動量と体力の低下を見越して、治療前から体力を向上させておくことが大切です。
例えば手術では、手術前から運動に取り組み、予め筋力・筋肉量・心肺機能を向上させることで、手術に耐える力=体の「予備力」を高めることができます。体の「予備力」は手術後の経過を左右するため、医師に制限されない限りは積極的に運動を行い、しっかり体力をつけて手術に臨むことをお勧めします。
薬物療法や放射線治療に関しても、治療を完遂するために、予め筋力・筋肉量・心肺機能を向上させて治療に臨むことをお勧めします。
体力を向上させるためには有酸素運動(「呼吸器系や循環器系の機能を高める「有酸素運動」」「筋肉量を増やす「筋力トレーニング」」を参照)や筋力トレーニング(「うでの運動」「あしの運動」参照)が有効です。
勧められる運動の種類や量は、患者さんによって異なります。注意事項や疑問点は予め担当医に確認しましょう。