抗がん剤治療と末梢神経障害

対症療法について
薬剤を使用した対症療法について説明します

末梢神経障害は、抗がん剤の影響以外の原因でも起きることがあります。したがって、抗がん剤治療中に症状があれば、何が原因かをはっきりさせ、適切な処置を受けるためにも、まず医療者に相談することが大切です。

抗がん剤によって出現する末梢神経障害に関しては、その原因や症状はわかっていても、症状の増強の予防や治療のための有効な方法が確立されていないのが現状です。症状が悪化した場合は、原因となる薬物の減量や中止をするのが一般的です。

一方、効果の科学的根拠は証明されていませんが、実際の診療において、「症状がやわらいだ」と患者さんから反応がある薬剤もあります。効果は人によって異なりますが、それらについて簡単に述べておきます。なお、「疼痛治療薬」、「抗うつ薬」、「抗けいれん薬」の服薬中にめまい、眠気等で転倒したり、車の運転ミスを起こしたりする可能性がありますので、十分注意しましょう。また、味覚障害や嗅覚障害は、薬での対処は難しいので、食事などの工夫が必要となってきます。

抗がん剤の種類・副作用・対処法などについては、このページに記載することができませんので、静岡がんセンターのサイトをご覧下さい。

静岡がんセンターのサイトで薬剤名とその詳細について知ることができます。

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薬の服用は自己判断で増やしたり減らしたりしないようにしましょう。また、この他に日常生活の中で悪化防止やそのための工夫をしていくことも大切です。そのことについては、一般的なケアと対処法で述べていきます。