がんで「こまった」がんを「しりたい」

愛情一本。がんで「こまった」がんを「しりたい」
そんなわが家の“胃がん”日記

2XX1年 6月13日(木)

バタバタと入院準備

いよいよパパの入院が明日に迫りました。
パパは子どもの頃に盲腸で入院して以来だというし、私自身はお産以外には入院の経験がないので、ここ数日は病院に何を持っていくといいのかをいろいろと調べて、細かい買い物に行ったりと大忙し。
それでも心細いので、病院で知り合ったKさんにメールで相談してみました。Kさんのご主人も同じ病院でがんの手術を受けていて、初日には何をするかとか、どんな衣類があるといいとか、参考になることをたくさん教えていただけました。 やはり何事も経験された方からの話というのはありがたいですね。これで安心してパパを送り出せそうで

この記事へのコメント

ママさん、こんにちは、Kです。明日からご主人の入院ですね。しばらくの間は、心身ともに大変だと思いますが、治療はこれから長く続くものですからあまり頑張りすぎないでくださいね。なんて、偉そうにいう私自身も主人の入院の時は気を張りすぎて、体調を崩してしまったんです!
それから入院の準備のこと、あまり役に立つことも言えませんでしたが、これからも何でも聞いてください。また、ひとつ言い忘れましたが、手術直後はキズが痛むので、お腹を締め付けないゆったりした下着を用意しておくといいですよ。では、また。今度は病院で会えるかしら?

2XX1年 6月13日 by K

Kさんへ。いつもいろんな助言をいただいてありがとうございます。妻ともども大変感謝感激です。今後とも新米胃がん患者をよろしくお願いいたします!!
ママへ。入院の準備、ありがとう。あとは手術がうまくいってくれることを祈るのみ。でも、先生方にお任せしておけば、きっと大丈夫でしょう! 長期休暇のつもりでゆっくりさせていただきます。(ホントは手術を考えるとドキドキなんだけど)

2XX1年 6月13日 by パパ

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2XX1年 6月7日(金)

さあ、治療に向けて!

病院の相談員さんやパパとじっくりと話をしたおかげで、胃がんの治療に対する心の中のわだかまりも消えました。気持ちを切り替えて、パパの手術を応援しようと思います!
今日は、パパの受診日。パパは仕事の方も調整ができたので、なるべく早く手術を受けたいと先生に話しました。再来週には入院できそうということで、入院する病室や持ってくる物についてなどの説明を受けたり、手術に関する同意書に署名をしたりと、いろんなことを済ませてきました。
入院の翌々日が手術日で、入院期間は合併症とかなければ2週間程度とのことでした。胃がんの手術だから、もしかして何ヶ月も入院?と思ってたので、意外に短いのが驚きでした。
それから、気になってた治療費のことも尋ねてみたところ、手術や入院にかかるおよその費用を教えていただきました。そういえば、相談員さんが入院の前に限度額適用認定証というのを申請しておけば、窓口での支払いは自己負担限度額分になるって教えてくれたんだったわ。手続きの問い合わせしておかなきゃ。
治療期間やお金のことなど、大きな疑問がだいたいクリアになって、パパも私もスッキリした気分で病院を後にしました。

この記事へのコメント

いろいろ説明受けて、たくさん書類もらって、きょうは緊張したな。治療費のこととかママがしっかり確認してくれてよかった。病気や手術のことで頭がいっぱいで忘れていたよ。
そういえば、がん保険の給付ってどういう手続きをすればいいのかな? 確か入院の給付だけじゃなくて、手術の時にも給付金が出るって説明を受けていたよな。できれば入院や手術の費用の支払いの前に保険のお金が入ると助かるから、早めに確かめておかなくちゃね。

2XX1年 6月7日 by パパ

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2XX1年 6月6日(木)

冷静に治療のことを考えると…

相談員さんに相談したこと、相談員さんに教えてもらって入手した胃がんの病気や治療の情報のことなどを整理しながら、パパとじっくり話し合ってみました。

  • まず、パパの胃がんには手術が必要であり、それがベストな治療であるらしいこと。
  • 手術は、危険性や合併症が起こる可能性もあるけれど、主治医の先生は胃がんの手術の経験が豊富なので任せられるだろうこと。
  • 胃をとった後には、いろいろな症状が出るけれど、それは避けられないことで、多くの患者さんがご自身の症状とうまくつきあいながら生活していること。

などなど、昨日の説明を一つひとつ確認してみると、これまで、漠然と「手術」「胃がなくなる」といった言葉から受ける悪いイメージばかりに振り回されていたような気がしてきました。パパはパパでいろいろ調べたり人から話を聞いたりもしたみたい。そして、手術のあとの生活のこと、仕事への影響のことが心配だけど、「まずは手術だ」って決めたって言ってました。パパのいろいろな気持ちも聞けて、私の気持ちもパパに聞いてもらって、情報交換して、何か気持ちがすっきりしました。

この記事へのコメント

ママにも心配かけるね。「まずは手術だ」ってママには言ったけれど、そう言って実は自分の気持ちを奮い立たせているところもあるんだ。だけど、ママや子供たちのためにも、早く治療して元気になりたいって思っている。 ママ、これからもよろしく!

2XX1年 6月6日 by パパ

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2XX1年 6月5日(水)

やはり、手術は必要らしい

今日は、胃がんの治療のことをもう一度確かめたくて、病院の相談窓口へ行ってきました。なんか先生を疑っているように思われるようで、聞きづらかったけれど、思い切って予定されている治療がベストなのか、とうかがってみました。
相談員さんは、私の話をじっくり聞いてくれて、治療については、まず担当医に率直にわからないことや疑問点を確認することが大切っていわれました。それで、担当医と十分に話しあった上で、納得できない所が残ったり、“もっと情報が欲しい”と感じたりした時には、セカンドオピニオンという方法もあることを話してくれました。
また、病気や治療の情報をインターネットを使って一緒に探してくれました。同じ病名であっても、病気の状態(がんの進行度、場所など)や、合併症の有無などによって、治療は異なるみたい。
それと、標準となる診療の指針として、臨床試験や臨床研究の結果に基づいて有効性が確認された『診療ガイドライン』が作成されていて、インターネットでもみられるみたいなの〔「Minds 医療サービス」(https://minds.jcqhc.or.jp/)〕。胃がんのページには、一般向けのガイドラインもあって、治療についてもわかりやすく書いてあったわ。それに、相談員さんから、他にも病気や治療のことを調べるときのサイトを教えてもらったの。「がん情報サービス」(http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html)、「がん情報サイト」(http://cancerinfo.tri-kobe.org/)とか、これからも参考になりそう。
何よりうれしかったのは、相談員さんが、これからも困ったことがあったりわからないことがあったり、つらいとき、いつでも来てくださいと声をかけてくださったこと。心強い味方が一人増えたみたい!

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2XX1年 6月3日(月)

本当に手術していいのかな?

パパはもう納得してる(?)みたいだけど、胃を全部とってしまうことが本当に一番いい治療なのか、疑問に思ってます。先生を信用しないのではないけど、やはり胃がなくなるのって、体にとって大変なことでしょ。本当に、本当に他には治療の選択肢はないものなのかなあ、ってつい考え込んでしまいます。

セカンドオピニオンを受けてみるべきか・・・。その前に、病院の相談窓口にいってみようかしら?

この記事へのコメント

今日も会社で胃がんの手術のことを話してたんだけど、同僚のYさんのお父さんも、やはり胃を全摘(全部とっちゃうこと)したそうだよ。知らなかったけど、日本の胃がんの手術は世界的にレベルが高いから、手術自体はまず安心できるでしょうって話だった。でも、その後の食事の摂り方などは変えなくちゃいけないらしいから、手術前に胃のない人生についてもう少し知っておいた方が良い気がしました。

2XX1年 6月3日 by パパ

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プロフィール

ママ

わが家の大黒柱・パパが胃がんに!
身内が初めてがんにかかって、不安なことやわからないことだらけ。
このブログでは、そんな私たち一家の様子をありのままに書いていこうと思います。
私たちと同じように、がんで「こまった」、がんを「しりたい」と思っている方々に少しでも参考になることがあったらと願っています!!

※このブログは、がんを経験した患者さん・ご家族の悩みや問題を参考に創作したものです。