がん放射線治療の
概要

放射線治療の副作用(有害事象)と対策

放射線治療の副作用(有害事象)対策について

照射した部位で出現する症状とその対策

⑥骨・筋肉、など

照射方法:体外照射

骨や筋肉は体の成長、発達や体を支えたり、動かしたりする起点となる臓器です。副作用の出現は、比較的まれで、晩期反応として、関節が動かしにくくなる、骨折する、むくみなどが出現します。また、体の成長発達時期にある小児・若年の方は、骨の成長障害に注意が必要です。なお、骨折した場合は手術が必要になることがあります。

イラスト
  • 活動(運動)量に関しては、医療者と相談しながら進めましょう。
  • 手足が動かしにくい、痛みを感じるなどの症状が出現したら、無理に動かさずに、受診しましょう。
  • 成長発達時期にある小児・若年の方は、特に体調に変化がなくても医療機関とつながりを切らさないようにしましょう。
  • 尿や便が出る感覚がわからないような場合は受診しましょう(照射部位に背骨が含まれる場合)。