入浴
- 熱いお湯(40 度以上)の使用は避けてください
- ゴシゴシと強くこする必要はありません
- ボディタオルは、ナイロン製のものは刺激になることがありますので、綿素材のものを使用しましょう
- 石鹸はよく洗い流しましょう
- 体を拭く時はこすらずに、水分は軽く押さえるように拭きましょう
- 硫黄成分が入った入浴剤は皮膚を乾燥させますので、使用は避けましょう
- 肌がしっとりしているうちに保湿ケアをしましょう
石鹸と泡について
「石鹸は泡立てて使うことが大事です。」と言われますが、なぜ泡立てて使うのか、その理由を説明する文書はほとんど見たことがありません。そこで、簡単に説明をしたいと思います。
泡の役目について
泡には以下のような効果があります。
- 泡立てると石鹸の表面積が大きくなります。表面積が大きくなると汚れと接する面積が大きくなり、汚れを落とす効率が良くなることになります
- 泡には汚れを包み込む働きがあります。これにより、ゴシゴシ強くこすらなくても汚れが落とされることになります
- 空気を含んでいるのでクッションになります。これにより、皮膚への摩擦によるダメージが少なくなります
どんな泡がよいのでしょうか?
石鹸の洗浄力を発揮するには、ある程度の濃度が必要なことは、私たちの日々の生活で良く体験することです。汚れを包み込む働きのある泡も同様で、そのパワーを発揮するには、濃度が必要です。以下に一般的な目安を記します。
- きめが細かい、生クリームのような泡
- 弾力性がある泡(手のひらに泡を乗せて逆さにしても、垂れない硬さ)
手で泡立てることもできますが、泡立て用のネットなどを使用すると比較的に容易に泡立てることができます。また最近は泡の状態で出てくる石鹸も多くなっています。
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