仕事の関係上などでは、がんの治療で休職することをどうに伝えるべきでしょうか?
がんを治療する際には、時には具合が悪くなったり、仕事や会合などをある程度長くお休みしたりすることもあります。相手に必要以上に心配をかけてしまったり、関係をぎくしゃくさせてしまったりしないためには、つきあいの深い方、信頼できる方には、病気について話しておいた方がよいでしょう。
それ以外の方に対して、病気について話すかどうか、話す場合にはどこまで話すかは、状況に応じてあなたが決めてよいことです。ただし、仕事の関係先などには「今後安心して仕事を任せられるのだろうか?」と考える方もいますので、上司などに相談の上、慎重に対処したほうがよいでしょう。
いずれの場合であっても、必ずしも「病名」を一番最初に伝える必要はないのではないでしょうか。あなた自身が担当医から病名をはじめて聞いたときのように「がん」という病名は、場合によっては、あなたが予想する以上に相手を戸惑わせてしまうかもしれません。