「ガイドライン」とは何ですか?

『胃がん治療ガイドライン』は、「日本胃癌学会」により作成されたもので、がんの進み具合に応じて、行われるべき標準的な治療が示されています。
標準というと、「並」、「ありきたり」ともとれますが、それは誤解です。標準治療は、現時点で効果や安全性が最も高いことが確かめられている治療であり、その意味では、標準治療こそ、最新の治療であると言うこともできます。
ガイドラインは治療を行う医師のためにあると同時に、治療を受ける患者さんにとっては自分の胃がんにはどのような治療法が標準的なものかを知る手がかりとなるものです。
ただし、ガイドラインは胃がん治療の大きな流れを示したものですから、患者さん個々に異なる病状に対して、ガイドラインに書かれたことだけが絶対的な治療ということではありません。
『胃がん治療ガイドライン』は、患者さん向けにやさしく書かれたものが以下のホームページでご覧になれます。

Mindsガイドラインライブラリ
https://minds.jcqhc.or.jp/

日本胃癌学会
http://www.jgca.jp/

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