放射線治療と口腔粘膜炎
・口腔乾燥

口腔粘膜炎について 原因や症状など

症状と経過

放射線治療を行った場合の一般的な口腔粘膜炎の始まりから治るまでの経過を説明します。放射線治療の場合は、少しの量の放射線(1回約2Gyを週5回)を6~7週間かけて照射するため、2~3ヵ月間口腔粘膜炎が持続することになります。治療が終了すれば、約1ヵ月で元の状態に戻りますが、抗がん剤を併用した場合は、より回復に時間がかかる場合もあります。

Gy・・・グレイ。放射線の線量の単位(詳細はこちらを参照)。

口腔粘膜炎の始まりから治るまで(イメージ図)
治療開始
1日目
口の中に何も変化はありません。
3~4週目
(照射量20Gy~)
粘膜が熱を持ったように感じ、赤みが強くなり、一部の粘膜がはがれ潰瘍(かいよう)を作ります。
5~6週目
(照射量40Gy~)
口腔粘膜炎が最も強くなった状態が続きます。
照射終了後~ 粘膜が再生してもとの粘膜の状態に戻るまで、約1~2ヵ月かかります。

放射線の線量の単位をGy(グレイ)と言います。通常、「1回に2Gyの放射線を1日1回、7週間照射します。」といったような具合に使われます。