抗がん剤治療における骨髄抑制と
感染症対策

日常生活について
正しい知識と適切なケアの継続が大切です

《体調管理》・・・早期発見・早期対応のために

  • 療養日記(副作用メモ)をつけましょう。
    抗がん剤治療中は吐き気やだるさなどの症状が出現し、それぞれに対応が必要になる場合がありますが、あらかじめ経過がわかると、心の準備や対策も立てることが可能になります。自分の体の状態を記録して、自分の体調変化のパターンを把握しましょう。

  • 体温測定
    決まった時間に行いましょう。

  • 熱や痛みなどの他にも感染を疑う徴候がないか、観察しましょう(感染が起こりやすい体の部位と疾患・症状(一例)を参照)。
  • かぜやインフルエンザなどにかかっている人、体調を崩している人との接触は避けてください。
  • 便秘や下痢に気をつけましょう。
    薬の副作用で便秘や下痢になりやすい薬もあるので、便秘や下痢が続くようならば医療者に伝えましょう。
  • 休息をとりましょう。
    特に貧血がある時には体がだるかったりするので、無理はしないでください。