がんで「こまった」がんを「しりたい」

愛情一本。がんで「こまった」がんを「しりたい」
そんなわが家の“胃がん”日記

2XX1年 6月1日(土)

娘のデビュー戦!

このごろパパの胃がんのことやパートの仕事でずっとあわただしい毎日でしたが、今日は久々に予定のない休日。そこで、気分転換も兼ねて娘のソフトボールの試合をパパと応援に。
娘は高校に入ってからも中学から続けているソフトボールの部活に入って頑張っています。「まだレギュラーでもないから来てもしょうがないよ」って娘は言ってたけど、「入院しちゃうと子どもたちの顔もあまり見られなくなるから」って、パパも張り切って出かけました。
試合は終盤までに娘のチームが5点差のリード。その余裕もあってか最終回には娘も代打で試合初出場! さらにみごとなヒットを飛ばして、貴重な出場チャンスを生かすことができました。これも、応援のおかげかな?

この記事へのコメント

ママ、今日は応援ありがとう。でも、ひとつお願いがあります。もしこれから応援に来ることがあっても、私の出番に大声で騒いだりすることのないように、きつくパパに言っといてください!
ハズカシクって集中できません!

2XX1年 6月1日 by 娘

2XX1年 5月29日(水)

休職の準備

病院のこといろいろと考えたけど、パパともよく話したし、まわりの意見も聞いてみて、私自身も信頼してお任せしようって思えるようになってきました。
パパは仕事が一番心配なようだったけれど、上司や課の同僚にも胃がんのことを打ち明けて、仕事の引継ぎなどをすすめているようです。話をした会社の人たちは、外見は何も変わらないパパが胃がんだったということで、ずいぶん驚いていたとか。会社の皆さんにはいろいろ迷惑かけますが、どうぞよろしくお願いいたします!

この記事へのコメント

仕事の方はだいたいメドがつきました。会社で胃がんのことを話したら、同僚のYさんもお父さんが胃がんの手術をしたという話でした。自分がなってみるまでは気付かなかったけど、本当にがんは特別な病気じゃないんだね。
「手術直後はつらそうだったけど、今は元気にやってますよ」と、心強い言葉ももらいました。
上司も治療に専念するようにって言ってくれたから、しばらく仕事のことは忘れようと思います。

2XX1年 5月29日 by パパ

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2XX1年 5月27日(月)

Sさんからの助言

今週からスーパーのパートの仕事が週5回になりました。これからのパパの胃がん治療の足しにもしなくてはいけないので、踏ん張りどころです!
ところで、今日はパート先で病院に詳しいSさんと一緒だったので、迷っている病院のことを相談してみました。Sさんの意見は、今かかっている病院は胃がんの手術をたくさんしてるらしいし、知り合いで手術を受けてその後もその病院でずっとみてもらっている人がいて話を聞いたことがあるけれど、任せても安心だと思う、とのことでした。もし、治療について他のお医者さんにも聞いてみたければ、「セカンドオピニオン」を受けるという手もあるとアドバイスをもらいました。
なるほど、どんな病気の手術をどれくらい行っているかというのも、病院を選ぶ物差しの一つになるんですね。
私があんまり不安そうな顔をしていたからか、「心配しすぎよ!」ってSさんに言われちゃいました。

この記事へのコメント

そうそう、ママは心配しすぎ! あと、セカンドオピニオンは、先生から治療の内容をよく聞いてから考えてみよう。

2XX1年 5月27日 by パパ

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2XX1年 5月25日(土)

こんなに悩むのはヘン?

こないだパパが病院に行って、手術を受けるって返事をしてきたけど、実はまだちょっと悩んでる。

このまま、今の病院で今の先生に任せて手術をすることが一番いい方法なのかしら? 本屋さんでは『評判のいい病院』のような本をよく見かけるから、病院やお医者さんによる違いもあるのかなって思ってしまいます。とりあえず、もう一度パパと相談してみよう!

この記事へのコメント

治療や病院も今は患者が自分で選べる時代になったけど、逆に何を基準に決めたらよいか難しいし、決めなきゃいけないって大変だと思う。自分や家族ががんになって初めて考えることだからね。パパとしては今の先生に安心してお任せできると思ってます。
いつもとてもきちんと説明してくれるしね。

2XX1年 5月25日 by パパ

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2XX1年 5月23日(木)

決断できないまま…

今日はパパの通院日。先日先生から説明された手術を受けるかどうかの返事をしなきゃいけないのです。
私自身は、とても慎重に考えちゃって、あの病院、あの先生でいいのかな、もっといい病院があるんじゃ・・・って、迷ってる。でもパパは「しっかり説明もしてもらえたし、先生は今まで親身に診てくれいているんだから、あの病院でいいよ、決めちゃうよ!」ってサッパリしたもの。どっちが手術を受ける本人なの?って感じ。
ま、ここはパパの気持ちに従っておけばいいかな、ということでそれ以上は何も言わずにパパにお任せしました。

プロフィール

ママ

わが家の大黒柱・パパが胃がんに!
身内が初めてがんにかかって、不安なことやわからないことだらけ。
このブログでは、そんな私たち一家の様子をありのままに書いていこうと思います。
私たちと同じように、がんで「こまった」、がんを「しりたい」と思っている方々に少しでも参考になることがあったらと願っています!!

※このブログは、がんを経験した患者さん・ご家族の悩みや問題を参考に創作したものです。